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岡嶋二人 チョコレートゲーム
学校という名の荒野をゆく、怖るべき中学生群像。名門秋川学園大付属中学3年A組の生徒が次々に惨殺された。連続殺人の原因として、百万単位の金がからんだチョコレートゲームが浮かび上がる。息子を失った一人の父親の孤独な闘いをたどる、愛と死のショッキング・サスペンス。日本推理作家協会賞受賞作。


父の視点でストーリーは展開していきます。息子の無罪を孤立無援の状況でがむしゃらに確証、真相解明しようしていく過程は、かなり感情移入して胸が苦しくなりました。そこは大変面白く、さすが!と唸ってしまいましたね。

テンポはいいし、破綻の無い展開で安定して読めますが、ちょっとひねりが無かったのでは?チョコレートゲーム色んな意味で早々に分ってしまった。犯人も意外性がなく、登場した段階で「もしかしてこの人が犯人って事ないよね?」と思う人が犯人で、王道過ぎるのでは…と。そこが残念。
今回はかなり辛口評価。面白いのは面白いのですが、受賞作品となると…。
※以下いつもより余計に、というかかなりネタバレしてます。

  

この装丁デザインはナシでしょう。かなり憤慨してます。
こういう核心をばらしちゃう装丁ってママありますが、一体デザイナーは何を考えてるんだろう?と疑問。きっと本読まない人なんだろうな。本が好きな人だったらこんなマナー違反はしないはず。
その作品の名シーンや印象に残ってる場面を表紙にあしらうのはイイ。と言うか当然です。でも、ココまで露骨なのは…。

私は犯人探しをしながら読むタイプではないし、先に犯人知っても全然平気。だけど、デザイナーとしてはもっとデリケートでなければならないと思います。難しいのは身を持って知ってるけど、もうちょっと気を使ってよ!
面白さは確実に半減したな…と、とても残念でした。



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