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北斎漫画 <全三巻> 第一巻「江戸百態」
19世紀に西欧を怒涛のごとく巻き込んだジャポニズム―その波頭こそ、江戸末期から明治にかけて出版された絵手本『北斎漫画』だった。描きも描いたり、葛飾北斎の「すべて」といって申し分のない主題、モチーフ、描法が詰まった、全15編、総ページ970、およそ4000カット。本シリーズは原本を人物に風俗(第1巻)、自然描写(第2巻)、想像の世界(第3巻)とテーマ別に完全収録したリメイク版。クールジャパンの代名詞、いまや世界言語となった「MANGA」の原点がここにある。データベースより


作者は葛飾北斎。
もともと15編からなる「北斎漫画」を3巻の文庫本にした、第1巻目。
1巻は「江戸百態」として4つの分類になっており、
「人物絵鑑」「日常茶飯」「動態活写」「道具百科」と
人物を描写したもの、日常生活を描写したもの、動きに特化したもの、道具にスポットをあてたもの…
と、北斎のファンならずとも江戸の風物に興味のある方なら、ワクワクすること請け合い。


漫画と言っているが、現在の「マンガ」という意味合いの作品ではなく
「漫然とかく=気の向くまま筆を走らせる」 という事だそう。
得てして気の向くまま…ということは、得てして「こういう作品をかこう」と思っているときよりも
良い作品が生まれたりする。
筆が紙に吸い込まれていくというか…筆が導かれていったり
空白の世界の中にぼんやりと絵が浮かんでいて、そこに筆置くだけで好かったり。。
ぼんやりと描く方が空気を表現できたり、動きを表現できるような気がする。
この作品集はそれが顕著に表れていると言える。


北斎の作品はどれもこれも素晴らしいのは周知の事実だが
この「漫画」はまた一味違った面白味がある。
まず、人物における躍動感。
筋肉の躍動や空気の流れ、その場の喧騒までが伝わってくるよう。
そして視点の面白さ。
物事をとらえる目線が何ともユニークである。
色々と書きたいことは山ほどあるけど、とにかく一目見てほしい。虜になること間違いない。


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