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奥田英朗 イン・ザ・プール
原因不明のストレスで呼吸困難になる出版社勤務のサラリーマン、被害妄想のコンパニオン、携帯電話中毒の高校生など。 病んだ彼等が訪れた「伊良部総合病院」地下にある神経科には、デブでマザコン、わがままで無神経で幼稚、おまけに注射フェチな神経科医「伊良部一郎」が。どこまでが治療なのか?5編からなる短編集。


患者が伊良部に惹かれていく理由は、自由な言動から発せられるパワーにあるのではないでしょうか?病んでいる時って、良くも悪くもパワーのある人に惹かれていく気がします。判断力が鈍っているので、自分で決められない。
自覚して、病院に行く人なんて特に「自分がおかしい」と思っているので「大丈夫」なんて強引にれると、すんなり従っちゃう。伊良部の自由で、強引で、迷いの無い不屈の変人行動は羨ましいかぎりですが、友達にはなりたくない。


苦しんでいる人が、混迷の状況から抜け出すのって難しい。
人によるのでしょうが、励ましたり、宥めたり、叱ったり…。そんなことされても苦しいだけでした。自覚させるのが1番なんでしょうね。自発的に開眼しないと根本の解決にならない。そんな時に「精神科医の伊良部一郎」が居てくれれば!!
伊良部が一番、重症。何ごとも患者より上を行くので、反面教師で、自分の行動が馬鹿馬鹿しくなっていくんですね。

まだ続くよ ぽちっと →
|ア行(奥田 英朗) |comments(4) | trackbacks(1) | pookmark |