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倉阪 鬼一郎  文字禍の館

「文字禍の館」。それは、ある大金持ちの変人が建てたという、一般非公開のテーマパークである。噂では入館したまま消息を絶った者もいるという。オカルト雑誌「グノーシス」編集部の髀塚たち三人は、招待を受けて謎の館を訪れるが…。ホラー小説に独自の境地を拓く気鋭が、奇抜な手法を駆使して、“文字そのものの恐怖”に挑戦した驚天動地の奇想小説。 データベースより


この本を、普通のミステリやパズルなどの謎解き作品と思って手にした方は
あまりの独創的ぶり、予想外の方向性に肩透かしをくらったように思うでしょう。
また作者の提示する世界観や文字が織り成すリズムに乗れないと
さらに唖然とする事間違い無しです。


とにかく発想が奇抜。
物語を見せる…というより、文字で魅せるといいますか
作者が文字で遊んでいるのをご相伴させていただいている感じです。


これ見よがしな画数の多いおどろおどろしい文字の羅列が
作中でも言及していますが、いかにも!と恐怖を誘います。
内容はかなり残酷でディープ。
ゆえにジャンルはホラーなのでしょう。


文字の動きを使った試みは目新しく、なるほど!と感じる部分もありましたが
終盤が…いかんせん消化不良です。
オチがだんぜん弱い。
もうちょっと締る終盤だったら、評価も変わるのでしょうが…。。
★2と、迷いに迷いましたが…新しい試みにチャレンジした精神に敬意を表してこの★です。


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JUGEMテーマ:読書

|カ行(倉坂鬼一郎) |comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
倉坂鬼一郎  黒い家  ふるえて眠れない収録
オカルトライターで怪談研究家である、ゴーストハンター「私」は友人の「黒川」から、共通の知人である「天才カルト詩人、風岡俊一」が失踪した事を知らされる。失踪前の風岡は、狂女の電話をきっかけに変事にみまわれていた。そして「黒い家」という詩を残し、消息をたってしまったのだが…。


この本によって、今後倉坂鬼一郎読もう!と思いました。
この話のみでも面白かったのですが、前後の話が大変気になるところ。ちょっと触れてある、百物語会はどうなったんだろう?どうやら「百鬼譚の夜」という本からの出典らしいので、ぜひ探して読んでみたい!


アンソロジーは当り外れがあって、1册に1つか2つしかツボるのがなかったり…。
でも、新しい作家開発の好いきっかけになるし「この作者まで!」と区切りが付けやすいので重宝してます。この本、前も紹介してますね。

まだ続くよ ぽちっと →
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