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鈴木光司 らせん
幼い息子を海で亡くした監察医の安藤は、謎の死を遂げた友人・高山竜司の解剖を担当した。冠動脈から正体不明の肉腫が発見され、遺体からはみ出た新聞紙に書かれた数字は、ある言葉を暗示していた。…「リング」とは?死因を追う安藤が、ついに到達する真理。それは人類進化の扉か、破滅への階段なのか…。BOOKデーターベースより


解剖した竜司の腹から新聞の切れ端が出てくる。178、136。これは何かの暗号なのか?解読する安藤。すると「RING」の文字が浮び上がる。「竜司、おまえ俺になにか知らせたいのか。」高山竜司の死因は咽頭部に出来た「肉腫」。それは天然痘に酷似したものだった。


前作のリングを踏襲していく展開なので、そちらを読んでいる者としては回りくどい感は否めません。
解説の「石黒達昌」氏によると、この本が発行された95年は「バイオサイエンス」系の本が良く売れ「よくも悪くも今年は理科系の年」だったそうです。
妙に詳細な解剖シーンが読んでいて辛い。
パズルを解いていくのは面白いけど、数式・数列が多くて付いていくのが困難。
展開が強引すぎるきらいがあるのが、貞子の告白。親切だけどあの形態はどうなの?これが続編への布石だったのか?「皆いい人」にしなくても良かったのでは?


映画を見て「つまらない」と思った方も多いでしょうが、小説は面白いですよ。
会話形式ではなく、主人公の独白のみで展開される作品は映像化が難しいのかも。その1人称の思考や行動は、いちいち台詞にしないと作品独特の雰囲気は伝わらないのでしょう。
映画版で唯一良かったのは、浅川の両親のシーン。心情的に迫ってくるものがありました。


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|サ行(鈴木 光司) |comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
鈴木光司  リング
雑誌記者である「浅川和行」は、姪の死に不信を持ち、高校生の友人4人が変死した事件を調査する。4人が伊豆の貸別荘に泊まっていたことを突き止め、そこを訪れた浅川は、奇妙なビデオデープを発見。それは「ビデオを見たものは一週間後に死ぬ」という、呪のビデオだった。浅川は高校時代の同級生で現在、大学哲学科講師である「高山竜司」に相談、協力を求め呪をとく方法を探すが……。


いわずと知れた有名な作品。
とにかく初めて読んだ時の衝撃が凄くて「続き!続き!」と貪るように読んだのですが、時間をおいてみると…、?な処、結構発見。後の作品の伏線なのは分かるけど、この本しか読まない人には、いらない要素なのでは?と、悩んだけど辛口の評価です。でも、この続きを渇望させる手腕はさすが!


鈴木光司の作品は「仄暗い水の底から」まで順当に読みました。
この「リング」は「らせん」「ループ」との三部作です。「バースディ」は外伝。
他のに比べ「ホラー小説」という要素が強いので、ホラー好きな人はココまでにしておいた方がよいかも。後の2作はカテゴリ分けするとSFです。
このファクターいる?と疑問が浮かぶところが、なきにしもあらずですが、それ以降の作品に比べたら左程でもない。この本は読みやすいですよね。因に、酷評されてる続編ですが、私は結構好きです。「バースディ」は別として。


まだ続くよ ぽちっと →
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