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佐藤さとる  赤んぼ大将山へ行く
前回感想を書いた「海へ行った赤んぼ大将」の続編です。
(実際読んだのはタツオの島などの短編が載っているタイプの本ではありませんでした。)


前回、時計協会やモモンガと協力しながら
ブルドーザーに宿った恐竜の魂を鎮めた、赤んぼのタッチュン。
今回はモモンガに請われ、戦争当時から眠っていた不発弾を解除することになりました。
時計協会と協力しつつ、何とか解除を試みますが、爆弾は爆発!
その衝撃でタッチュンは、過去へ飛ばされ…
洗濯をしていたおばあさんに拾われ、桃太郎と名づけられ…
というお話。


前作はシュールといいますか…斬新なイメージが強かったのですが
今回は昔話を踏襲しているためか、タッチュン達に慣れたのか
すんなり受け入れられ、やり取りも楽しめました。
私はこちらのほうが好みに合ったようです。


犬、猿、雉がどのように絡んでくるのかが
なかなかエスプリが利いており、ユニーク。
この作家のよさがふんだん織り込まれた作品でした。


この作品も絶版。
児童文学に造詣の深い作家で、今読んでも面白い。
設定など現代には合い辛いのかもしれませんが、今の子供たちにも読んでほしいなあ…と
もったいなく思いました。


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佐藤さとる  海へいった赤んぼ大将

赤んぼのタツオは、ふしぎなことばが、つかえます。小鳥や動物、そのうえ機械とも話ができるのです。ある日、なかよしのめざまし時計にとんでもないことをたのまれました。さあ、特製のモモンガ服を着て、赤んぼ大将タツオの活躍が始まります。―佐藤さとるのファンタジーの名作。 データベースより


今回被災しまして、避難していた先が小学校だったので
眠れずに早朝に起きた時など、図書室へ通っていました。
そこで懐かしい作家の作品を発見!


主人公のタッチュンは、赤ちゃん言葉の他に
機械の言葉、動物の言葉が使える不思議な赤ん坊です。
ある日、仲良しの目覚まし時計に「ブルドーザーに宿った恐竜の魂を救ってくれ」と
頼まれました。
あかんぼなのに、走れたり、モモンガのように空が飛べるようになる
時計協会の特製モモンガ服を着て、救出に向かう!
というお話です。


佐藤さとるならではといいますか、この時代ならではといいますか
エレクトリカルなテイストと、どこかローカルな雰囲気が融合した作品。


この作家の他の作品…コロボックルシリーズでも
電気関係の記述がちょこちょこと登場していたので
この作家の得意とする分野なのかもしれませんが
赤ちゃんがぴったりした宇宙服のような格好で、ブルドーザーを運転する…という画は
なかなかシュールでした。
作画はもちろん村上勉さんです。


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佐藤さとる  おばあさんの飛行機
いなかの小さなまちはずれにすむおばあさんは編み物の名人です。どんな難しい模様でも、居眠りしながらだって上手に編めました。
春になって、これから編む編み物の事を考えていると、大きな黒いちょうちょが窓から入ってきました。よく見ると、黒い羽に美しい細かい模様がうきでています。おばあさんは虫眼鏡を取り出し、長いことみつめたすえ「このちょうちょの羽と同じ模様を、編み物で編んでみたら、きっと素敵な肩かけができるわねえ。」と思いました。ところがなかなか思うように編めません。10日たち、やっと上手く編めたような気がしたとき、おかしなことが起こりました。5センチほどの編み物がぴくんぴくんと動いたのです。


どこにでも居るようで、とても変わったおばあさん。探究心が強くタフで、恐ろしいくらい肝が座っている。最後のオチは年の功といったかんじですか?

私も編み物は好きです。と言ってもおばあさんの様には編めませんが。
共感する所が多いのです。「何をあもうか考えいてる時が一番たのしい」だとか、何度も編んではほどき、編んではほどきする所とか。竹の編棒が一番使い勝手いいですよね?編物好きとしては作品を躊躇なくほどいていくのが驚きです。おばあさんほど上手かったら、もったいないというためらいはないのでしょうね。


おばあさん村上勉さんの絵が素敵!「コロボックルシリーズ」の挿し絵も素晴らしいのですが、
これは本当に間合いが絶妙。とてもグラフィカルでデザイン的にも参考になる!
私が好きなのはココ!
これは本当に名作です。ずっと読み継がれ
ていって欲しい…。



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佐藤さとる  コロボックル童話集
この本は、コロボックルが登場する短編、10話からなるお話です。

 ・コロボックルと時計   ・コロボックル紙飛行機
コロボックルのトコちゃん
 ・はじめにコロボックルのこと   ・コロボックル空をとぶ   ・トコちゃんばったにのる
 ・コロボックルふねにのる   ・そりにのったトコちゃん

コロボックルとその友だち
 ・ヒノキノヒコのかくれ家  ・人形のすきな男の子  ・百万人にひとり  ・へんな子

あとがきによると、トコちゃんシリーズは「コロボックル絵本」で、4册に分かれていたそうです。どうりで、文が短く優しい感じ。かなり自由奔放で「わんぱく」の見本みたいなコロボックルの男の子の話です。人間との絡みはありません。
百万人にひとり」は、後にテッちゃんをタケルに変え「ふしぎな目をした男の子」の第一章になりました。名前の変更以外、全く変わっていません。
へんな子」は、後に「小さな国のつづきの話」となるわけです。
ヒノキノヒコのかくれ家」は、コロボックルと人間の「カツ大工」の話。ちょっと大人っぽい。恋愛がからんでるからかな?これも好きな話の1つ。
と、言うかこの本ははずれなしにどれも面白いです。

そう!「百万人にひとり」は私の愛して止まないつむじいの話なんですね!って事で、お気に入りを抜粋。


まだ続くよ ぽちっと →
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佐藤さとる  ふしぎな目をした男の子
  
コロボックルのすばやい動きが見えてしまう、ふしぎな目をした男の子タケルと、へそまがりの、がんこものコロボックル、ツムジのじいさまが友達に。すっかり荒れ果てた、思い出の小さな池を人間とコロボックル達が力をあわせて救おうと…。

何よりもツムじいが大好き!これはコロボックルシリーズの4作目で他も全部読破してますが、このツンデレおじいちゃんにメロメロです。偏屈な学者で、他のコロボックルとは距離をおいて生活をしていたのに、タケルのためなら老体にむち打って頑張っちゃうおじいちゃん。つむじが曲がり過ぎて、突然逆走しちゃうおじいちゃん。素敵です…ぴかぴか
シリーズものですが、どれから読んでも楽しめます。

年齢をこえた友情と、それを取り巻く環境がステキ。自然破壊を題材にしてますが、全然嫌味じゃない!思わず近くを掃除したくなりますよ。
タケルの目に憧れて、同体視力を鍛えたりも…。(のちに部活で役立ちましたが)

村上勉さんの挿絵がまた素晴らしい。他の誰でもなく、村上さんの絵だからこそ出来た世界観なんだと思います。



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