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アガサ.クリスティ  ミス・マープル最初の事件
平和で牧歌的なロンドン近郊の村セント・メアリ・ミードで、思いもよらぬ凶悪な殺人事件が起こった。牧師館を舞台に、地元の名士である治安判事が殺されたのだ。初めは単純に思われた事件の捜査は難航し、疑惑の霧が村中に立ちこめるようになったとき、その鋭い観察眼と明晰な頭脳で事件の真相に迫ったのは、意外にもおしゃべりでせんさく好きな老嬢、ミス・マープルであった。 データベースより


まだキャラクターが出張っておらず、十把一絡げな「噂好きのおばさまたち」の中の一人として描かれているのが、実に新鮮でした。
観察眼が鋭く、1度目をつけられるとミス・マープルの目からは何をも隠す事が出来なくなってしまう。
自分の村で起こった出来事に当てはめて、難解な事件を解いていく
おなじみのスタイルは最初の事件にして、すでに健在で、何だか妙に嬉しい。

以巻を見ても、アガサ本人が語っていたインタビューを見ても、後に行けば行くほど
ミス・マープルに自己を投影しているのが分りますね。
後の巻には“可愛がっていますよ”と、文体のあちこちから匂ってくるようですが、本作は1巻目ということでそれが無く、逆にミス・マープルの魅力が引き出されたと思います。


ミステリーの方は、なかなか…趣があるけれど、中編で収まる話を無理やり伸ばしたような…少々間延びした印象を持ちました。
それでもやはり、大好きなマープルの最初の事件なので、こんな評価になりました。



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アガサ・クリスティ  黄色いアイリス
四年前に死んだ妻の追憶のための晩餐会に出席してほしい―ある富豪から奇妙な依頼を受けたポアロが赴いた場所では、昔とまったく同じ状況が繰り返され、テーブルには依頼人の義妹の死体が…
表題作を始め、ポアロもの五篇、パーカー・パインもの二篇、マープルもの一篇、幻想小説一篇を収録する珠玉の短篇集。データベースより
 

クリスティの短編集。ポアロ、パーカー・パイン、マープルなど、作者が生み出した名探偵たちが勢ぞろいです。
こうして並べてみると、作者の書き分けのポイントが良く分ります。


ポアロは、いわゆる「探偵モノ」に忠実でありながら、オシャレな探偵がハイソサエティ、若しくは一癖ありそうな連中を相手取り、ユーモアを交えスタイリッシュに解決する。
マープルは「身近なおばさん」を前面に出して、「あのおばさんなら仕方無い」と言われながらもアットホームに事件を解決。
パーカー・パインは上記2名に対して、王道の探偵モノ。魅力はあるが、他の探偵のようにキャラクターの強さ押しではなく、事件に重点を置いている。


特筆すべき探偵の居ない作品は、どれを見てもかなり硬質ですね。
探偵登場の作品は、柔らかく読みやすいのがクリスティの特徴だと思います。



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アガサ・クリスティ  葬儀を終えて
リチャードは殺されたんじゃなかったの―アバネシー家の当主リチャードの葬儀が終わり、その遺言公開の席上、末の妹のコーラが無邪気に口にした言葉。すべてはその一言がきっかけだったのか?翌日、コーラが惨殺死体で発見される。要請を受けて事件解決に乗り出したポアロが、一族の葛藤の中に見たものとは。 データベースより


アシモフは、どこまでもフェアに拘りましたが、クリスティ作品には
ちょこちょこと「アンフェア」と思うような作品が出てきます。
これもその1つで、途中で疑問を抱きつつも、最後には「そこかよ!」とツッコミを入れたのを思い出します。
初読は小学生でしたが「これから探偵小説を読む時は、余すことなく疑おう」と思ったものです。


導入部分は、かなり面白い。
インパクトのある題名、淡々とした執事の動きから始まるストーリー。
そして思わせぶりな「あら、彼は殺されたんじゃなかったの?」という問題提起。
クリスティらしい目に浮かぶような、生き生きとした筆さばきで物語は展開していきます。


クリスティ作品にアンフェアモノが登場するのは、ひとえに彼女が多筆だったからともいえるでしょう。
トリックやオチの変化を意図すれば、そういう結果も仕方無いでしょうね。
この作品は、読み込んでいけばヒントが隠されているので完全なアンフェアとは言えないかもしれませんが。

  
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アガサ・クリスティー百科事典
クリスティーは、旧ハヤカワ文庫全巻持っているくらい大好きな私。
図書館で見かけ、飛びつかないわけがありません。

作品辞典  作品人物辞典  アイテム辞典  戯曲初演リスト  映画化作品  テレビ化作品  アガサ・クリスティー年譜  作品索引
コラム −ティータイム
  江戸川乱歩に脱帽  クリスティー作品のベストテン  晩年のある日のクリスティー  グリーンウェイ・ハウスを紹介すると  クリスティーと考古学  クリスティーは毒殺魔  ポアロとマ−プルを繋ぐ細い糸  ポアロの頭髪問題  セント・メアリ・ミード村はどこにある?  クリスティーのロンドンの家


コレを見ただけでも、ファンには垂涎でしょう。クリスティーの魅力満載で中身も充実!戯曲は全く知りませんでした。ファン失格だ…。
ガストン・ルルーの「黄色い部屋の秘密」が作家の動機になったとは!
上には上が…。私なんてまだまだ、ピヨピヨ可愛いヒヨコちゃんレベルでした…。いつか「マニア」と呼ばれるため、ぜひ手元に置きたい。というか絶対買う!!


今からクリスティー始めたい方へ「クリスティーの作品ベストテン」から抜粋。

1972年、クリスティー自選ベストテン(順位なし)
「そして誰もいなくなった」「アクロイド殺し」「オリエント急行の殺人」「予告殺人」「火曜クラブ」「ゼロ時間へ」「終わりなき夜に生まれつく」「ねじれた家」「無実はさいなむ」「動く指」


1982年、クリスティー・ファンクラブ選
1「そして誰もいなくなった」  2「アクロイド殺し」  3「オリエント急行の殺人」  4「予告殺人」  5「ナイルに死す」  6「カーテン」  7「ゼロ時間へ」  8「ABC殺人事件」  9「葬儀を終えて」  10「白昼の悪魔」


私としては、諸手を挙げて賛同することが出来ない順位ですが、これからの人はチャレンジの目安になるのではないでしょうか?


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アガサ・クリスティー  ハロウィーン パーティー
事件はミセズ・オリヴァが参加したハロウィーン・パーティで起こった。
パーティーの準備中に13歳の少女ジョイスが、小説家であるミセズ・オリヴァの気を引きたいが為に、殺人事件を目撃したことがあると言いだした。皆は作り話だと取り合わなかったが、翌日リンゴ食い競争用のバケツに首を突っ込んで死んでるのが見つかったのだ。ミセズ・オリヴァは、エルキュール・ポアロに助けを求める。
だれが少女を殺したのか?彼女が目撃した事件とは一体どんなものだったのか?
ポアロが過去にさかのぼり、事件のなぞに迫る……。


ヘイスティングに変わり、準レギュラーの「女流探偵小説家アリアドニ・オリヴァ夫人」が探偵助手役をつとめる作品。度々出演するオリヴァ夫人は、口さがなくお喋りで、豪快な人なので、物語に「謎とき」以外の混乱を与えています。


まだ続くよ ぽちっと →
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アガサ・クリスティー  スタイルズ荘の怪事件
  
旧友の招待でスタイルズ荘を訪れたヘイスティングズは、到着早々事件に巻き込まる。屋敷の女主人が毒殺された!!そこで、ベルギーから亡命して間もない、「エルキュール・ポアロ」が、親友のへイスティングと事件解決に乗り出したのでした。ミステリの女王の記念すべきデビュー作!


チャーミングなポアロにメロメロです。最初から惚っぽいヘイスティング。
ストーリーも勿論面白いですが、出来れば「ここからがポアロの物語のはじまりなのね」と言う観点で読んでほしい。ストーリーや謎解きを楽しみたい方は、他の作品を読んでからこれを読むと、より一層楽しめると思います。


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ドラマ ポアロの画像を見つけたよ★
ポアロボックス
わーい!わーい!
って…あれ?ポアロってこんな細かったっけ?
まだ続くよ ぽちっと →
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アガサ・クリスティー  カーテン
  
クリスティーにはまり、作品を全巻揃えてしまいました。
小学生の頃放送していた外国の、TVドラマのポアロにはまったのがそもそものきっかけで…。そのポアロがとんでもなくチャーミングだったんです!
もちろんミスマープルもすきですよ。



おしゃれで、潔癖。ひねりあげた口ひげがトレードマークの、小柄で、自分大好きなベルギー人の名探偵「エルキュール・ポアロ」が自慢の「灰色の脳細胞」を駆使して、よき相棒のヘイスティングズと共に、次々と難事件を解決する…。

そんなポアロの最後のお話です。

内容はあえて書きません。最低10册は読んでポアロにどっぷりハマってから挑戦していただきたいものです。一番はじめのクリスティー紹介作品で、これを書くのはどうかな?と思いましたが、ポアロの最後の作品、私が最後に取っておいた作品、クリスティーが死後発表するように言った遺作で、思い入れが半端ではありません。読後、2ヵ月ほど立ち直れませんでした。小学生ながら、信念を貫く大変さを実感したものです。今も思い出すと泣けてきます。
評価の★は、作品の面白さというより、ポアロへの愛です。愛は満点です。


探偵もの初心者の方はこれを…

全部が全部お勧めではありませんが、読みやすいですよ。


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