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もののけ、ぞろり お江戸うろうろ
封という妖が江戸に出没するという噂を聞きつける伊織。
あるかないか分らない不老不死の仙薬を巡り、今回は騒動が起きます。


あの濃いキャラに更に登場人物が増えております。
十歳になったばかりの隻眼美少年、柳生十兵衛三厳。
その飼い猫で人の言葉を理解する、ちょっとドジな三毛猫さんすけ。
死んだふりをしている徳川家康の三男で、妖術を操る古の陰陽師のような2代目将軍の秀忠。
正体は明智光秀な、南光坊天海。
一膳飯屋の「升屋」もこの度、江戸へ進出です。
そして伊達政宗が黒脛巾組を引き連れ、江姫に取り憑かれて登場。


伊達政宗が今回のメインといいますか…黒蛇をまとわりつかせながら主人公たちの前に立ちふさがるわけですが…これがまた妙にカチンときます。
遠藤周作や司馬遼太郎のような歴史小説家が書くのなら、全く問題ない…といいますか、むしろどうぞ読ませてくださいと言いたいくらいなのですが、…この恨みつらみ「母の愛を感じたかった」という創作の方向性がムカムカするのかな…どうにも受け入れ難い。
地元の偉人なだけあって、軽く扱われるとイラっとする妙な郷土愛があります。


それでも伊織や鬼火が絡まないシーンが、遊びにはかけるかもしれないけど、軽くなりすぎないで良かった。
​展開も急でしたね。
新しい人物紹介して、今回のキーパーソンである伊達政宗が出てきたら、そのままラストへまっしぐらでした。
軽さ、テンポの良さもこの作者の魅力なのかな?
私はあまりにも安っぽくなるから、砕けすぎるのもどうかと思うのですが。
さんすけの登場により、より子供向けになっていたから…尚更そう思ったのかもしれない。


 
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|高橋 由太 |comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
高橋由太 もののけ、ぞろり
友人に昔見せられた漫画を思い出しました。
設定が丸まんまそうですね。
解説を書いた方がその事に触れておりますが、この書き方は…まずいのではないだろうか?
思いっきり褒めておりますが、この解説がプラスになったとは到底思えないなあ。。
作家が意識して書いたとしたら、それもガッカリだし…その漫画を知らない人も読んでいるだろうから、あえて作者以外が注釈のような形で触れなくてもよかったのでは?


歴史好きのツボをついているかと言えば、全く独自の解釈をしているので好みが分かれそうですね。
宮本武蔵の弟子で村正を携えている少年と、外法を影響を受けて白狐に変わってしまった弟が主人公。
師匠の宮本武蔵は無骨ながらもおっとり肌。その娘の歩き巫女の外法使い。
十二単にて一膳飯屋で働く陰陽師安倍晴明の子孫。
くせ者ながらも濃いキャラの中ではまともに見える徳川家康。
逆に何のひねりも無い柳生宗矩と小野忠明。
白塗りオネェの真田幸村。
後はネタバレになるから書けませんが、まあ…濃いキャラがゾロゾロと出てきます。
舞台は大阪夏の陣。
真田幸村は特に酷い。
まあ、そのキャラが生きてのこの作品なのでしょうから、仕方ないなとは思いますが…、コアなファンが見たら怒りそう。


シリーズ物だったので、またしても予備知識無しにどさっとまとめて購入しております。
あまりにもサクサク読めるので一気に数冊読んでしまいました。




 
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