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司馬 遼太郎   花妖譚
清の八十翁・松齢の庭に突如咲いた一茎の黒い花。不吉の前兆を断たんとしたその時に現われたのは(黒色の牡丹)。人間稼業から脱し、仙人として生きる修行を続ける小角がついに到達した夢幻の世界とは(睡蓮)。花にまつわる十篇の幻想小説。 データベースより 


西洋問わず花をテーマに逸話を集めた短編集。
もともとお花関係の本に掲載された作品だそうで
セレクトされている作品にも、作者の好みがヒシヒシと感じられるようです。


森の美少年           …水仙。 ギリシア神話 ナルキソス
チューリップの城主      … 播磨国三木城城主 別所長治
黒色の牡丹           … 清の奇書作者 蒲松齢
鳥江の月 謡曲「項羽」より …芥子。
匂いの沼            …沈丁花。 宋の遼子青
睡蓮               …役ノ行者 小角
菊の典侍
白椿               …元禄 塩売長次郎
サフラン             …無道時代 アブル・アリ
蒙古桜             


「「司馬遼太郎」となる前、新聞記者時代に書かれた作品だそうで
どこと無くタッチが柔らかな気がしますが
やはり時代物、戦国モノを書かせると筆が冴えますね!
作家デビュー前とはいえ、流麗とした文字運びは、やはり流石です。





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JUGEMテーマ:読書
|司馬 遼太郎 |comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |