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香月日輪  妖怪アパートの幽雅な日常4

夕士、高校二年の夏休み。魔道士の修行がレベルアップされ、息も絶え絶えな日々。バイト先の運送会社でコミュニケーション不全の新入りに活を入れ、自殺未遂の小学生を説得し、アパートにいながらにしてとてつもない超常現象に巻き込まれて大忙し!そして夏が終わる頃、世界はまたひとつ広がっている。データベースより


夕士がレベルアップの修行に、バイトにと頑張った夏。


教訓を多分に含んでいながら、ギリギリのところで押し付けがましくなく
主人公の成長と共に自分を省みれるような作風が好感が持てるな、と
好んで読んでいたのですが、この巻では
そのギリギリライン…一線を越えてしまった気がします。
説教くさくて、正直辟易。
ページを捲りながら、反論したい気持ちがムクムクと湧きあがってしまいました。


言っている事は正しくて、それを改善させようと言う行動も無茶はしていない。
ただ、教訓云々をするのなら、その前に
主人公の夕士の言葉遣いを何とかする方が先じゃないか、と疑問。
確かに主人公は礼儀正しい。挨拶が出来る若者である。
ただ敬語が出来無すぎる。
最初からずーーっと気になっていたけど、そこをどうこう言う作品ではない、と
流して読んでいたのですが「最近の若者は…」というテーマを設けたいなら
そこを注視すべきでないか?と反発心が一気に加熱してしまった。
たとえ「体育会系」というキャラ付けのためであっても程度がある。


4巻までまとめて購入していたので、ここまで読みましたが
もうこのシリーズは続けなくていいな…と思っています。


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|香月 日輪 |comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
香月日輪   妖怪アパートの幽雅な日常3
何の因果か「魔道書」に封じ込められた妖魔たちの使い手となった夕士。だが使えない妖魔揃いで、現実離れした日々ながら将来の夢は相変わらず手堅く公務員かビジネスマン。そんな夕士が通う条東商業高校に幽霊話が降ってわいた。妖怪アパートの住人たちの助けを借りて、夕士は取り憑かれた男を救えるか。 データベースより


残念なくらい減速。
前回で「魔道書」なるものが登場し、それを使って悪者退治!が
今回の主な内容ですが
軽い!!
ビックリするくらい軽い!!!


シリーズモノという事でまとめて購入しているのですが
こんな流れなら…正直読むのを躊躇ってしまう。


絶品はずのるり子さんの料理。
「 妖怪アパートの幽雅な食卓 るり子さんのお料理日記」という
別冊も出しているし、贅沢で貴重な食材で
随分と手の込んだ料理を作っている模様。
でも…「うめー!」と書かれてはいるものの、回を追うごとに
あまり美味しそうに思えなくなってくる…。
感想があまりにも直情的だからだろうか?「うめー」「最高っす」しか言ってないからかな?
主人公の稲葉が、ざっくりとした性格の高校生の男子だから
仕方が無いのかもしれない。


最近は何の偶然か「美味しそうな料理」が出てくる本を、シリーズで読む機会が多いのだけれどどれもこれも、心底美味しそうで魅力的。
ちょっとした表現の違いで、印象がこうも変わるのですね。




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|香月 日輪 |comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
香月日輪   妖怪アパートの幽雅な日常2

半年間の寮生活を経て、寿荘に舞い戻ってきた夕士。妖怪、人間入り乱れての日々がふたたび始まった。ある日手にした「魔道書」の封印を解き、妖魔たちを呼び出してしまった夕士は、除霊師の卵・秋音に素質を見込まれ、霊力アップの過酷な修行をするはめに…。データベースより


いろいろ考え、悩み、心の安らぎを求めて妖怪アパートに戻ってきた主人公の稲葉。
妖怪とのつながりのある「側」から世界を見ようと決めて
気持ちも新たに春休みと2巻が始まります。
懐かしい面々と、るり子さんの美味だという食事。
妖怪とどんな出来事が待っているのだろう?と楽しみにページをめくっていましたが魔道書なるものが登場してから、なんだか雲行きが怪しくなってきます。


不思議なものが集まる空間…という事で、和も洋も関係なく
ごった煮にしようと思ったのでしょうが、ごちゃごちゃと詰め込みすぎて
かえって散漫な印象になってしまったように感じます。
魅力的なキャラクターなのだからもっとアパートの住人に特化すればいいのに!


魔道書の登場に一抹の不安を感じますが
親友の長谷にとうとう秘密を打ち明ける今巻。
お互いの真摯な思いに、ぐっときます。


続き物だったので、まとめて一気に購入しておりまして。
どうなることやら先行き不透明ですが、とりあえず次も読みます。


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