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小野 不由美  屍鬼〈5〉

村人たちはそれぞれに凶器を握り締めた。「屍鬼」を屠る方法は分かっていた。鬼どもを追い立てる男たちの殺意が、村を覆っていく―。白々と明けた暁に切って落とされた「屍鬼狩り」は、焔に彩られていつ果てるともなく続いていった。
高鳴る祭囃子の中、神社に積み上げられる累々たる屍。その前でどよめく群れは、果たして鬼か人間か…。血と炎に染められた、壮絶なる完結編。 データベースより 


コレの感想を書くのをすっかり忘れていました!
友人に催促されて思い出したよ!!


とうとう全てが明るみになる最終巻。
御院と呼ばれ、崇められていた信明の苦悩から始まり
どんどん加速していく展開に。


今までがゆっくり…じわじわと水が地面にしみこむように広がっていった、不安や恐怖。
今巻はその溜め込んだ水が、鉄砲水となって一気に決壊するように
爆発的な威力でお話が進んでいきます。


生き残った村人、屍鬼になってしまった者たち。
前巻までは目の前にさらされている事柄にも目を塞ぎ処理してきた
「無かった事」といよいよ対決…なわけですが、これがどう仕様も無く切なく苦しい。
集団の恐怖というか…人は追い詰められれば何でも出来る。何でもしてしまう。
どちらも生きる事、守る事に必死だから。
今までは何だったのか!?と思うような中盤からのスピード感に夢中になっているうちにラストへ。
こんな事があっては、もう今までのような「普通」では居られない…と出したであろう結論に歯がゆい思いがしました。


壮絶…という言葉以外で、どう表現したらいいのかわからない展開に
ただただ圧倒。
貪るように、次!次!!と読んでいました。
確かに長い話だったけど、この長さだったから出せる重厚さがあった。
実に巧みなお話でした。


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|小野 不由美 |comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
小野 不由美  屍鬼〈4〉
前代未聞の怪異が村に跋扈する中、閑散とした病院の奥で、連夜密かに地獄絵巻が繰り広げられていた。
暗紅色の液体が入った試験管の向こうに、愛しい骸の変化を克明に記録する青ざめた顔。ゆっくり振り翳された杭…。はびこる「屍鬼」を壊滅させるための糸口が見え出した。
しかし、その時、村人の絆が崩れ始める。生き残った者たちが選んだ策は―。
思わず目を覆う展開、衝撃の第四弾。 データベースより


前述の通り、3を飛ばして4巻目。
どうやら前巻大きく動いたようで、つぎつぎと謎が明らかになっていました。
起承転結の「転」を見逃した感じ?
1〜2までのゆるい流れを置いていくかのように、加速した展開。
濃霧の中に置き去りにされたような、先が見えず、まとわりつく恐怖に息苦しい。


ひとり、また一人と数を増やしていく犠牲者。
感づいているが、認めたくない村人。
追いつめられる医師、崩壊する坊主。
ハラハラが増長し、ページを繰る手が止まらない!!
勢いに任せて、どんどん読み進めていけます。



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|小野 不由美 |comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
小野 不由美   屍鬼〈2〉
「尋常でない何かが起こっている」。死者の数は留まるところを知らず、村は恐怖の連鎖に陥っていた。山々に響き渡る読経、毎日のように墓場に消えていく真白き棺。さらにそのざわめきの陰で、忽然と姿を消している村人たちがいた―。廃墟と化した聖堂に現れる謎の少女。深夜、目撃されるトラックの残響。そして闇の中から射る、青白い視線…。目が離せない展開、戦慄の第二幕。データベースより


昨日に引き続き、2巻の感想です。
漫画化にもなっているそうですが、他のメディアは全く見ていません。


続きの2巻も、展開のテンポは遅い。
しかし、医師の尾崎敏夫と寺の若御院、室井静信を中心に、少しづつお話が動ます。
「何かが起こっている」という事に、1巻をかけて気がつき
片鱗が見え初め、人々も薄々怪しい気配を感じ始めて2巻が終わります。
焦って結果を知りたい人には向かない本でしょう。
じっくりと世界観に浸りながらで無いと、面白味は味わえないかも。


2巻まで読んだら、それ以降は読まずにはいられなくなる!!
…のですが!3巻が何処にもないノーーー!!!
所用をこなしつつ、10件は本屋、古本屋、図書館、見てまわったのですが…
ないの。。。。
取り寄せなのかぁ…と、ガッカリしつつ
やっぱり待てないので、飛ばして4巻
今は5巻目読み始まっています!!!



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|小野 不由美 |comments(0) | trackbacks(1) | pookmark |
小野 不由美   屍鬼〈1〉
 人口わずか千三百、三方を尾根に囲まれ、未だ古い因習と同衾する外場村。猛暑に襲われた夏、悲劇は唐突に幕を開けた。山深い集落で発見された三体の腐乱死体。周りには無数の肉片が、まるで獣が蹂躪したかのように散乱していた―。闇夜をついて越して来た謎の家族は、連続する不審死とどう関わっているのか。殺人か、未知の疫病か、それとも…。超弩級の恐怖が夜の帳を侵食し始めた。 データベースより


とうとう、手を出してしまいました…
長そうなので、しかもハマってしまいそうな作家なので避けていたのですが。。
完結しているのがせめてもの救い。。


遅々として進まず、でもモヤモヤと不穏な空気。
1巻だからか爆発的な展開は無く、じんわりもどかしいほどにゆっくりとお話が動いていき
何度か手から離しましたが、やはり気になって続きに戻る…を繰り返し
終盤には時間を惜しむように読みふけりました。


実は、今4巻目も読んでいますが、面白い!!!
1巻はとにかく流れがゆっくりですが、こんな展開になるとは思わなかったな。。
何やら漫画化になったりしているそうですが、そちらは一切見ておりませんので
先入観無く読めました。
閉鎖された村の感じが、実家に似てるので…恐ろしい親近感。
そういう意味でも恐ろしい作品です



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